2020年4月8日水曜日

Roland JP-08 MIDIでチェイン・モード

Roland JP-08にはMIDI端子がついている。INとOUT。ラップトップで全部ソフトという時代においては、MIDI端子がどの程度役に立っているのか怪しい。でもシンセだからMIDIは必ず付けるという態度はすばらしい。80年代のMIDI黎明期、Rolandやsequetial circuitsが規格を合わせていって、それぞれ開発したシンセサイザーが初めて海を渡って遭遇して、繋いでしっかり鳴ったという逸話は感動的である。だからやっぱりMIDIはつけて欲しい。コストを顧みず、大きな端子の容積をなんとか入れ込んで実装するメーカーはえらい。梯さんなど先人へのリスペクトがあってすばらしいと思う。でも、実は今でもMIDIは結構役に立つのである。JP-08は、もう一台をMIDIで繋いで、Jupiter-8と同一やそれ以上のポリ数を稼ぐのに使うことができる。単純ではあるが、そのチェイン・モードを備えていて、MIDI本来の応用の一例を忠実に実行しているのである。


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