2010年2月28日日曜日

ディジュリドゥ

ディジュリドゥはオーストラリアの先住民アボリジニが伝える古い楽器である。ユーカリの木の中心部をシロアリに食わせ、筒状にしたものを彩色などして作る。近年、テクノ・トランスなどレイブカルチャーの台頭とともに認知が進み、音楽に取り入れられている。形が単純で音も原初的、神秘的なイメージを想起させやすい。竹や塩ビ管などでも代用できるので美術教材として最適である。

2010年2月26日金曜日

静的プレゼン音に注目

静的なプレゼンであっても、切々と話すだけでは飽きがくる。音響効果は実に大切な要素である。文字が回転して飛び出てくるときに効果音は必要ない。出来の悪い子どもアニメを見ているようで気持ちが悪い。場面の情景を環境音として添付させる。BGMとすると意図が強すぎるので、サティの音楽のように意識しないで感じられるレベルで。自動生成させるのもおもしろい。

2010年2月25日木曜日

静的プレゼンの価値

PowerPointが嫌いだ。同じくOfficeによる書類作成が嫌いだ。膨大な機能の選択で思考が停止する。もし最近の学校教育で情報機器活用と称してOfficeの使い方のみを学んでいるとしたら、たいへんな時間の浪費と創造的な人材育成の妨げである。文字や画面が意味もなくキラキラと動く必要は無い。プレゼンテーションを静的に再構築してみるのはどうだろうか。PowerPointの紙芝居ではなく、うまくレイアウトされた一枚の企画書を練り上げる手法で。

2010年2月24日水曜日

レイヤー機能は静的プレゼン

IllustratorやPhotoshopの機能にレイヤーが搭載されて話題になったのは、ずいぶん前の歴史である。レイヤーは随時複数の階層を表示させたり消したりできるので、目的によって最適なオブジェクトを多様に視覚化できる。もっとかなり過去にOHPという装置が使われていたことがある。たとえば学校では、まじめな先生が透明なフィルムに何枚もカラフルなマジックインキで書き重ね、苦労して視聴覚教材をつくっていた。苦労した甲斐無く、光量不足で部屋を暗くしたために子どもが興奮してふざけて騒ぐという結末が多かったと思われる。現在では、大光量のプロジェクターとレイヤー機能が使えるソフトウェアが手軽に使えるのである。

2010年2月23日火曜日

線描の訓練

鉛筆を描画に適切な形に削り、細い線を無数に組み合わせて描いていく。ハッチングの面白さを感じる。また一方で、優しいタッチで柔らかい表情を出していく。コンテやパステルを自由奔放にかきなぐるのも良いが、鉛筆を使って丹念に描くことは大事にしたい。鉛筆による濃淡のグラデーション、ハッチングによる模様づくり、モザイク状にかたちを変換し写生する訓練。

2010年2月20日土曜日

模写の現代性

大量のデジタル画像が溢れる日々。実は一枚一枚画像を細部にわたって忠実に観る機会は少ない。大量な全体であるから部分はさらに最小化していく。かつてのアカデミックな美術教育は、真似ることが基本であった。現在も職人技の伝承は基本真似である。マネを真似しろと言わないが、絵の具を使いひたすら手作業で模写することは新鮮であり実践すべき題材である。

2010年2月18日木曜日

ミニチュア屏風の発展形

日本美術鑑賞学習と兼ねてミニチュア屏風をつくらせ、独特な空間構成を学ばせる授業案がある。単にレプリカをつくるのは作業的で、生徒にとっては取り組みやすい素材でお手軽である。これを、真似るだけでなく、創造的に発展させたら不思議な作品ができるかもしれない。道端のグラフィティも屏風形態にしたら変化がついて面白い。

2010年2月17日水曜日

木材切れ端ブロック

木材の切れ端はゴミになる。出てくる材に規格があれば、お手軽なブロックになる。白木でも味わいがあるが、着彩すればちょっとしたデザイナーズトイの風格が出る。ミッフィーの色のように限られた数でカラーシステムをつくりオリジナルの木材ブロックを造形活動につなげてみれば面白い。

2010年2月15日月曜日

カルタをつくる

上毛カルタというものがある。群馬県民は何故か皆知っている。
百人一首は最も有名なカルタの類であろうが、全国にご当地カルタといるものがあるらしい。
教材としてカルタづくりをしてみても面白い。文字のイメージから意味へ、数多く必要なイラストは想像力を総動員させる。

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"Slopes"

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