オシレーターはDCO、VCOを使ったタイプのアナログシンセではないが、PCMやモデリングなどデジタル演算による発音とはちょっと違った素材感がある。安定したピッチが出せ、それをデジタルでアナログらしくコントロールするパラメーターが用意されている。VOICE PARAMETERSの階層にあるOSC-DRIFTは、オシレーターのピッチを揺らし、PARAM-DRIFTはその他、フィルターなどの値を揺らせる。変化の値は0~255。微妙な値で実際に音に微妙なゆらぎを与えることができる。値255にすると壊れたシンセになる。
OSC1に波形はノコギリ波とPWMの付いたパルス波矩形波。同時に選択できる。OSC2は矩形波のみであるが、両方とも色々なソースを使ってモジュレーションができる。2つあるLFOの最高周波数は1280Hz。これをOSCに入れてFMみたいなこともできる。スペーシーな変態音色作りには向いている。
0 件のコメント:
コメントを投稿