2010年4月1日木曜日

デッサンの幾何形態

初心者がデッサンをはじめるにあたって、一番簡単なモチーフとして石膏でできた幾何形態を描く。立方体や直方体、円錐角錐、多面体など。見たまま描くという基本に則れば、構成する線は少ないし、面の塗り方も一様で、簡単な気はする。しかし、実際に描くとなかなかそれらしくならない。立体を感じさせるために見えない要素を添加すると良いが、初心者がやると失敗する。上級者になると、距離感や遠近感、空気感を、この味気ない対象に込めるのである。イデアの世界である。

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