ミュージックワークステーションといわれたM1がKORGから発売されて、DTMという分野が形作られた時期。次世代機種として1991年に発表されたのが01/Wである。デジタルシンセは、こうあるべきというクールな工業デザイン、90年代らしいきらびやかな音色を収録。内蔵のシーケンサーで簡単な曲が一台でできる。DX7と同じく、長年このマシンに愛着をもって使ってきた演奏者も多いと聞く。この中古機01/W FDは、経年劣化で、FS鍵盤の一部が反応悪く、ディスプレイのバックライトは当然のごとく消灯。音色では、何故かウェーブ・シェイピングを使った音色のみノイズが乗る。明らかに異常なノイズなのだがそういう音色なのか疑問。しかしながら、一昔前のシンセは古びない。
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