2020年3月30日月曜日

よりあい劇場 ART of Sounds 音からの表現

茅野市民館 よりあい劇場 2020→2021
2020年5月9日(土) 「よりあい劇場」にて発表


音からの表現世界を深化させたい。音から受けたイメージをもとに美術・音響作品をつくる。時間とともに失われてしまう日常の環境音、祭や芸能の音世界、オーラルヒストリーなど、音に特化して、それをもとにした表現世界つくる。


Roland JP-08 デジタルでアナログ

JP-08はじめboutiqueシリーズは、全て最新デジタル技術で作られている。アナログシンセの音を出すのにデジタルで可能なのか?という問いは、よくあるハイファイとローファイのどちらが良い音なのかという議論に行き着く。アナログ至上主義の立場では、デジタル演算でゆらぎまで生成可能だというイデアの世界をもってこられても現象は現象なので認められない。議論はかみ合わない。現象で言えば、コンデンサーや抵抗の物質的な揺らぎはもちろんある。AIを作り出す究極の演算を用いればそれも生成できそうなものだが、どちらが良い方向性かという結論を出す以前に、そもそも同じ土俵にいるとは思えない。ACBはRolandの割り切った姿勢である。歴史的にデジタル技術にかけてきた経緯があり、TRやJupiterといった言わば伝説のプロダクトをどう現代で解釈していくかという姿勢の表れである。10年、50年先のプロダクトへのステップとして、boutiqueシリーズがあると後に解釈されるのかもしれない。

2020年3月28日土曜日

Roland JP-08 ACBで分厚いアナログサウンド

中古のJupiter-8が100万越え。状態の良いヴィンテージは今後もっと上がっていくだろう。資金は無いが、あの分厚いアナログサウンドを手に入れたい人には、Roland JP-08である。Boutiqueシリーズとして、2015年に発売された。オープン価格、発売当初は50000円。最終的に市場価格34000円ぐらいの最安値にて生産終了。もうなかなか新品は手に入らない。アナログの回路をデジタルでモデリングするバーチャルアナログ音源搭載。Rolandはこの技術をACBという。音はJupiterそのもの。ただしクリアーすぎてエフェクトと合わせないと厚みが出ない。4音ポリフォニックというのにも限界がある。電池駆動、内蔵のスピーカー、合体マシーンのような鍵盤K-25mと合わせて奏でると、手元に置いて愛でる最高の幸せ。アイデアは良いがニッチな市場向け、ターゲット人口が少なすぎるのがいつものRoland。たいへん良いガジェットなんですけれど。賢いアルペジエーターもついていてごきげん。Boutiqueシリーズは他、JU-06, JX-03がJP-08と同時に登場、SH-101のモデリング機SH-01A, JU-06AはJuno-106に加えてJuno-60の音も出せる現行の機種。Studio Electronics社と共同開発の本物のアナログ音源回路が入ったSE-02。リズムマシーンのTR-808, TR-909を再現したTR-08, TR-09。TB-303を再現のTR-03。ボコーダーVP-330を再現したVP-03。デジタルをデジタルで復活?名機D-50を再現のD-05。人気のTR-09, TR-03, D-05は早々に手に入らなくなった。JU-06Aで Nils frahmの真似をしてみるのもいいかもしれない。



https://www.roland.com/jp/products/jp-08/

2020年3月26日木曜日

向井領治さんの著書


向井領治さんの著書







湖を観て落ち着く映像

COVID-19騒ぎの中、買い占めにはしらず、マスクは感染予防ではなくさせないためにして、人のせいにせず、たんたんと自分に出来る仕事をする。


2020年3月25日水曜日

Behringer Deepmind6 ベリンガー・ディープマインド6

Behringer Deepmind 6

Behringerから2017年発売されたシンセイサイザー。
オシレーターはDCO、1音につき2系統で、6音ポリフォニック。Deepmind12の廉価版。12より小さく37鍵。ポリ数が少ないだけで、音源は同じものである。他、12にあるWiFiが無い。
音源の仕組みは古いタイプのアナログシンセであるが、コントロールは最新のデジタル技術を駆使している。エフェクトを切った音は、昔のショボいアナログシンセ。Roland JUNO-106を真似て作ったとPhat12というコードネームからして、その特徴を出している。JUNOは1DCOだが、subオシレーターがついていて、チープながらも独特の厚みがある。なんか思い出感のある良い音で、テクノミュージックで多様されることに繋がった。Deepmindもそれを狙った作りで、osc1はノコギリ波とPWMのあるパルス波の組み合わせ、osc2はパルス波のみ。でもこれを色々なソースでモジュレーションできるのが、このシンセの特徴である。ありとあらゆるソースを8系統のマトリックスでほぼ全部のパラメーターをコントロールすることができる。発想次第でモジュラーシンセ的な発音をさせることも可能。でもやはりしょぼいアナログなので、そのような音にしかならないのが良い。


2020年3月23日月曜日

ボッチョーニを3Dで boccioni 3D



ボッチョーニの彫刻を3Dで。
なかなかそのようには見えない。
「空間における連続性の唯一の形態」1913年

2020年3月22日日曜日

COVID-19によって始まる新しい社会

世界各国の政府がCOVID-19の惨禍に対して様々な経済対策を打ち出す。企業も収益を度外視したサービスを提供する。市場経済が激しい競争と囲い込みに終始し、環境破壊や貧困を無視して、なんとも不公平な社会が存続しているところで、全く新しい価値観がこれを壊す。生物とも物質とも言えないようなミクロのウイルスCOVID-19が、マクロな世界を根底から揺るがす。ゆっくりとした贈与の社会を忘れ、この先幻滅しか無いと思われた産業社会の加速を止めるきっかけが、こんな微少な世界から生じるとは誰も意識していなかった。世界規模の災害に対しては、人々はこんなに寛容になれるのだ。しかし、もちろん楽観はできない。新しい価値観を我々が理解できなければ、また元に戻るのみである。

2020年3月18日水曜日

Sunset Swan



KORG 01/W 90年代のデジタルシンセ名器 部分



KORGのロゴデザイン
しっかりBoldで秀逸ですね。

KORG 01/W 90年代のデジタルシンセ名器

ミュージックワークステーションといわれたM1がKORGから発売されて、DTMという分野が形作られた時期。次世代機種として1991年に発表されたのが01/Wである。デジタルシンセは、こうあるべきというクールな工業デザイン、90年代らしいきらびやかな音色を収録。内蔵のシーケンサーで簡単な曲が一台でできる。DX7と同じく、長年このマシンに愛着をもって使ってきた演奏者も多いと聞く。この中古機01/W FDは、経年劣化で、FS鍵盤の一部が反応悪く、ディスプレイのバックライトは当然のごとく消灯。音色では、何故かウェーブ・シェイピングを使った音色のみノイズが乗る。明らかに異常なノイズなのだがそういう音色なのか疑問。しかしながら、一昔前のシンセは古びない。

2020年3月10日火曜日

川村吾蔵 映像教材 Gozo KAWAMURA



高校美術 鑑賞と制作
『伝説の彫刻家 川村吾蔵』
〜牛をつくりながら彼を知る〜

2020年3月2日月曜日

立体絵本 クローズアップ1


巨大な絵本から飛び出すキャラクター


コロナウィルスの感染について coronavirus covid-19

コロナウィルスの感染について、日本については、恐らく3月は急激な拡大には至らない。これだけ人が密集する機会を自粛すれば、直接的な感染は無くなる。しかしながら、じわじわと確実に感染範囲は拡大する。そのように伝播する性質をコロナウィルスはもっているのである。感染防止を声高らかに叫んだところで、マスクをしてポーズをとったところで、静かな感染拡大を止めることはできない。小中高等学校を休校にすることなど、科学的見地で考えても何の意味も無いことである。学校で行われている日々の防疫体制の方が確実である。子どもは学校にいた方が安全である。しばし感染拡大が無いことを、休校にしたから実現できたなどと、最初から何の意味も無い指示をしておいて、手柄だけとるという結末であろうが、政治的なパフォーマンスでしかない。問題は、急激な経済活動の自粛で、ウィルス感染とは別のところでダメージが出てくることである。子どもを家庭に置かなければならない親に強いる無理な生活変化は大問題。どの時点で非常事態を終わりにするかも見えない。感染経路の分析を行いつつ、原因となる海外からの流入や、感染が出た場所での集中的な防疫をしらみつぶしに実施すべきである。感染症を防ぐという人々の意識の高まりが起こったことで良いことは、コロナよりも圧倒的に罹患して死亡する人数の多いインフルエンザの予防が進んでいることであろう。それでもコロナ感染が拡大したとしたら、人々の危機意識という抽象的な現象が、全体を悪い方向へ導いたということになる。物品の買い占めなど、集団ヒステリーが起こっていることを見ればその危険性もある。ヒステリー現象は、いつの時代にも起こってきたことであろうが、SNSバカがほとんどの今日では、愚行のスピード感や内容のレベルが、まことに見るも無惨な状態である。理不尽なことが、すぐに起こってすぐに終わるという連続が、しばらく続くことになるだろう。

"Panopticon" NOBOKIN

"great conjunction 2020"NOBOKIN

"Slopes"

"Reflexion's no affairs" NOBOKIN

"Schlegel" NOBOKIN

"COVID-19" NOBOKIN

"Fluid Mechanics" NOBOKIN

"Suddenness and Sadness" NOBOKIN

Before "Freedom of Expression" NOBOKIN

"Zi-Alert";“慈アラート”NOBOKIN