2013年11月7日木曜日

色相環を発展的に捉える④

Adobe kukerを用いて、オリジナルの配色カードをつくる。形体を生かす色、配色がしっくりとした構成、最適な色彩を選ぶのは難しい。百色以上の色が集められた配色カードは、一見して色を決定するのに便利な気がする。しかし、実際に使ってみると選択を狭めるまでに時間がかかる。いろいろ見ているうちに、最初に決めた方針や色を採用したくなくなることもあり、そうすると元に戻り堂々巡りである。色を採取することを考えてみる。サンプリングである。音のサンプリングは市民権が得られているが、色彩のサンプリングはあまり一般的でない。iPhoneやiPad,iPod Touch、Androidでも可能。端末にAppをインストール、街や自然に出かける。サンプリングして保存。普通のデザインなら、そのままAdobeのソフトにもっていくのだが、美術教育的にはできるだけ絵の具で再現してアナログの活用を試みる。



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