2020年 終わる

2020年最後の夕日

 

Panopticon パノプティコン NOBOKIN

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昭和シリーズ ファイヤーストーム系

ファイヤーストーム、

でかい焚き火である。

何度となく登場するモチーフ。

この周りに肩を組んで放射状の列をつくり、

ただひたすら走る。消防団の強烈な放水を直に浴びる。

回転するので中心近くは楽だが、外周になったやつは疾走後倒れる。

昭和後半の熱い時代を象徴している。

唯一の横位置ポスター。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昭和シリーズ 影をモチーフ YMOの時代

シルクスクリーン的技法

影をモチーフにしたもの、さらに原形あり。

コピー機で劣化したモノトーン画像を模様のように扱う。

ウォーホルは、もとの像をありえない色彩でシルクスクリーンにした。

使い古された大衆のイメージで惹きつけ、

アートの固有性を強調して価値観を際立たせる。

この時期、日本は世界で経済的な成功に酔いしれている。

YMOのデビューは1978年。世界進出は1979年。

そんな時代のポスター。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昭和シリーズ 影をモチーフ

影をモチーフにした作品

清陵祭ポスターには、影を扱ったものがいくつかある。

70年代から80年代、写真製版やシルクスクリーンを用い

形態をカットアップする手法が流行していたようである。

影を際立たせ模様にするのもこの流れか。

登場する事物そのものよりも

それが作り出すストーリーに魅力を感じる。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昭和シリーズ 破るもの

何かを打ち破るという

モチーフはこの後何度か登場する。

過去作品に倣ったというのではなく、

その時々に期待されている内容を無意識に

図像にしてしまうという傾向なのかもしれない。

昭和期の最後を飾るおしゃれなポスター。

great conjunction 2020 NOBOKIN

 

ヒプノシスマイクとアングラ演劇

ヒプノシスマイクが一部すさまじい支持を得ているが、一時の盛り上がりだけに終わらない底知れぬ力を実感する。これは意識しているのかしていないのか、魅力的なコンテンツの創造は、入念なる設計の結果であるといえる。もう既出の指摘であろうが、ディビジョンの作り方、これは現代アングラ演劇の歴史へのオマージュと言える。
アングラ演劇といったら1960年代から70年代、寺山修司、天井桟敷の一時代があった。同時代、唐十郎の状況劇場の活動がある。それぞれ渋谷と新宿である。ヒプマイの戦いそのものである。当時はまさに命をかけてやっていたという状況であろう。当局との対立、それぞれの対立など、管理社会が浸透している現代からは想像しがたい熱さをもっていた。これらに関係した人々のその後の活躍をみれば、いかに文化的に重要なものであったのかは歴史として理解される。
ヒプノシスマイクはそこを掘り起こしているのである。今後、早稲田小劇場、黒テントなどの登場があるかもしれない。なぜか富山県利賀村に新たなディビジョンが登場することを予言する。今後の活躍を期待したい。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昭和シリーズ 80年代の感じ

絵巻や屏風の世界に

ファイヤーストームを仕込んだ

イメージ作りが秀逸な作品。

80年代と90年代をはっきり

分けられるわけではないが、

バブル絶頂期にしばし用いられた

外国人が好きな日本の意匠。

黒・金・朱

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 90年代の感じ

90年代な世界観

このポスターが描かれた後、

時代は90年代に入ります。

東西冷戦終了から新しい世界秩序

バブル経済崩壊とグローバリズム

中盤には一連のオウム真理教事件や

阪神淡路大震災

揺れている何年かです。

Childhood's beginning "幼年時代の始まり" NOBOKIN

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ まだ昭和感

まだ昭和感の残る平成

10年遅れている田舎の

西武デパート文化

PARCOとか

現代の高校生の作品 第10回諏訪高校美術展より

現代の高校生の作品

第10回諏訪高校美術展より

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 昭和レトロ

レトロな意匠は時々蘇る

昭和レトロか大正ロマンか

色の選択がそれらしくて秀逸である。

 

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 海もの

海を描いたもの

それも海の中の世界をである。

一貫して人気のあるモチーフであるが、

近年はほとんど見なくなった。

第46回は深海であろうか。

第60回は海に没した校舎である。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 和風デザイン

和風のデザイン

伝統ある学校には必ずある作風

昔の男子校、バンカラ、日本

というような連想だろうか。

48回の背景は丹念な線描が美しい

40回の役者絵は現代風に構成

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 色数少なめシルクスクリーン的手法

フルカラーではなく

どちらかと言えば色版を限定したもの。

写真製版したシルクスクリーンを用い

劣化したコピーのような味のある表情を出している。

45回は創立100周年記念

旧校舎の面影が残る。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ ハロウィン的なもの

ハロウィン的なもの

ヘタウマを狙ったか

恐らく賛否両論の歴史

それを許容する多様性

豊かなところか

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ キャラクター

アイテム山盛りの68回

それでいて秀逸な構成。

謎の微笑み66回

清陵らしいアイテムが雰囲気を演出します。

独自のキャラクターデザインのおもしろさ、

よく観察すると

ある動物が発見できます。

これも謎の伝統か。

 

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 写真表現

 

写真を素材にした構成

50回、58回ともに作為があるが、

写っているものの外を

感じさせる面白さがある。

58回の右上の機材は、

携帯電話ではなく電子辞書。

悩む若者像を写し込んだ時代。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 青と女性

 

青と女性

青いイメージは若者に好まれる。

女子高生と思われる人物が、

青空に向かって手を挙げている65回。

51回のポスターは、

若いとも年ともいえないが、

大きく人物を配して

恥ずかしげな大胆さという、うまい演出。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ 色面分割 イラストレーション

 

色面分割によるイラストレーション

それぞれ陰影の付け方秀逸である。

54回ポスターは、高校生の素朴な

雰囲気をよく演出している。

49回ポスターは、全体がモノクロームで

あるにも関わらず、熱気と色彩感が

感じられる。瞬間をうまく

画面構成に落とし込んでいる。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ おしゃれ系

 

平成シリーズ　おしゃれ系

女性的パワーの良作

作者は現在、音楽ユニットアーティスト

ファンにはたまらないレア情報

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 平成シリーズ のぼり旗

 

平成の清陵祭ポスター

清陵の象徴のぼり旗がモチーフとなっている

文字を粘土で作ったり

手描きで描く丁寧さがある。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 昔のポスター

 

年代別のポスター

その時代の雰囲気がわかります。

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展 ポスター

 

長野県諏訪清陵高等学校文化祭ポスター展

2020年10月3日(土)〜11月1日(日) 

10:00〜17:00

諏訪市美術館

入場無料

諏訪アンビエントワークス”おとわたり”vol.2 の様子

 

夕陽を背に

たっぷりとアンビエント

2020.09.19

年寄り向け忘却防止グッズ “わすれないた”

年寄りは忘れる。

若者も忘れる。(と言ってごまかす場合が多いが)

それを防ぐにはどうするか。

別に高コストな電子的装置など要らない。

「わすれないた」は最も安価に

忘却を無くすアイデアである。

コンセプト特許。

"SLOPES" NOBOKIN

 

諏訪アンビエントワークス”おとわたり”vol.2

 

前回vol.1は、試験開催の実質vol.0でした。

今回vol.2は、伊那谷アンビエントワークスを

お迎えして時間も夜にかけて行います。

コンサートではない新しいかたちの

音楽イベント。どう発展するか期待。

長野県諏訪清陵高等学校の外観

 

諏訪アンビエントワークス”おとわたり”vol.0

 

今あるべき音環境の提案

熱狂から離れて

日常にあるしっかりとした文化

アンビエント音楽

KORG volca case コルグボルカ用ケース 廃品利用 DIY SQ-1

 SQ-1を入れたら収まりが良い。SQとvolcaはMIDIで繋いで同期できる。SQ-1だけでなく、volcaを外部のMIDIコントローラーから使うと自由度高くなりおもちゃ感が無くなる。

KORG volca case コルグボルカ用ケース 廃品利用 DIY

 廃棄された医療用のケースを用いて、シンセサイザーのケースを作る。全体にクリーニング、内張はスポンジゴムのクッションを切って組み立てる。KORG volca用ということで、なんとか3台は入るがもともとの大きさがありちょっとキツい。見た目のワクワク感あり。

スチームパンク鯨旅立つ

『スチームパンク鯨旅立つ』

2020年8月13日

"Reflexion's no affairs" NOBOKIN 諏訪アンビエント・ワークス

夏を取り戻せ展 夏は取り戻せたか

夏は取り戻せたか・・・

伊那谷アンビエントワークス 最高です。

伊那谷アンビエントワークス

談　”時間と共に盛り下がるんですよ”

いやいやそれが最高です。堪能しました。

こんな時だから価値ある企画。

次回もよろしくお願いいたします。

Alter3 オルタ3 すごいんだけど顔がキモイ

オルタ3の振る舞い

なんとも不思議で興味深い。

このようなものを作り出す

鬼才たちのすごさ。

先進の未来というより、

人間の本質が垣間見られる瞬間か。

でも、唯一の欠点。

オルタの顔がキモイ・・・

もちろん、

そこのところ狙っているところが

またすごい。

出っ張ったところで挨拶 新しい生活様式

新しい生活様式

出っ張ったところで挨拶。

接触を避けますが、突起部を

重ねるポーズということは、

いろいろな場合を考えてしまう。

女と女、男と男

男と女。

高校美術1 平面構成アンケート0713

ffqthxy

コンビニの膜 お互い聞こえない

コンビニエンスストアのレジにて

透明な膜が下りていて聞こえない

近づいても聞こえない

ガラス越しのキッスのような

距離感なのか

第70回清陵祭ポスターコンクール(2020年)

第70回清陵祭ポスターコンクール(2020年)

http://bizyutsu-kyouzai.blogspot.com/p/702020.html

"Schlegel" NOBOKIN

Ambient music here

#マスクのためにならぶ 高性能マスク

マスクを手に入れようとならぶ人々

ウニクロのマスクはタピオカと

同じ分類か。

#アベノマスク来た ついに来た！！

ついにアベノマスクが来た！！

もうくだらなさを通り越して

国家規模のギャグに感動かもしれない。

家族会議でもらえない者を決める。深刻だ。

で、誰も使わずに旅行の記念品のように

とっておくのか。記念硬貨のように。二千円札！

これを付けている強者にまだ出会っていない。

#マスクまだ来ない トコジラミ 南京虫

アベノマスクに汚れが見つかり、

一部回収になった。

こんなのが付いていたらどうするか。

フェイクニュースに踊らされないよう、

現物を調べたい。

トコジラミ

”南京虫”という呼び名が馴染み。

絶食に絶えて数ヶ月を生き抜き、

宿主の血を吸って赤く膨れる。

体長数ミリ。一生のうち数百個の卵を産む。