2025年3月7日金曜日

松澤宥 生誕103年祭 旧矢崎商店

 松澤宥 生誕103年祭 旧矢崎商店

 昭和初期の華やかな時代の面影を残す旧矢崎商店。タイムカプセルのようによくぞ現在まで残ってくれたというような建物です。”瀟洒”とはこういうものなのでしょう。そこを会場にした松澤宥生誕103年祭。建物のパワーに負けない人としたら松澤宥です。2022年には、生誕100年祭が同じく下諏訪町で開催されました。そのリバイバルとして、作品点数は選りすぐりですが、一通りで松澤芸術が概観ができます。キュレーションの妙でしょうか。建物と呼応した観念美術が、この世のものでないでもこの世の時間ををしばし与えてくれます。展覧会冊子が優れた入門になります。この企画をかたちにした方々へ感謝です。

 惜しいのは会期がほんとに僅か数日であること。建物は照明が無く暗いですがそれがまた良い。敷地内にある倉を使った展示では、懐中電灯を持って入ることになります。探検に入るようでワクワクします。



"Panopticon" NOBOKIN

"great conjunction 2020"NOBOKIN

"Slopes"

"Reflexion's no affairs" NOBOKIN

"Schlegel" NOBOKIN

"COVID-19" NOBOKIN

"Fluid Mechanics" NOBOKIN

"Suddenness and Sadness" NOBOKIN

Before "Freedom of Expression" NOBOKIN

"Zi-Alert";“慈アラート”NOBOKIN